ちょっと待って!
黒にんにくをお召し上がりの皆様、もしかして、黒にんにくを食べる際に剥いた皮を、そのままごみ箱に捨てていませんか?
もしそうだとしたら、大変もったいないことので、今すぐこのコラムを読んで、捨てずに活用してください!
黒にんにくは、主にその実の部分を食べます。それ故に外側の皮を剝くのですが、剥いた皮にもたくさん栄養が含まれています。
例えば、玉ねぎの皮もお茶になったりしていますよね。
とうもろこしのひげもお茶になっています。
黒にんにくの皮だって有効活用できるんです。
以下に、参考となる使い方をピックアップしました。
- だしやスープの風味づけ: 皮を乾燥させてから、だしやスープに入れると風味づけになります。黒にんにくからの風味や色、旨味が出て、料理に深みを与えます。皮はそのままだと繊維質で食べづらいので、色が十分に出た後は、取り出すのをお勧めいたします。
- お茶: 乾燥させた皮をそのまま、もしくは細かく砕いて、黒にんにく茶として楽しむことができます。湯気からの香りを嗅ぐと、少しだけにんにくの風味がありますが、飲んでいる際は気になりません。熱湯に浸しておくと、黒にんにくの皮から成分がとても染み出してきて、あっという間に黒いお茶の出来上がりです。温かいままお茶として楽しめますし、煮出したお茶を冷まして、冷蔵保管して冷たいお茶としてもお楽しみいただけます。
- 素材の一部として: 皮をミルミキサーで粉状にし、お菓子の生地や粉もの料理に加えてみてください。風味や色味をプラスする一手段として利用できますし、皮を丸ごと摂取できるので、皮に含まれている栄養価を余すことなく摂取することができます。
- 香辛料のベース: 皮を乾燥させてから、ミルミキサーで挽いて、塩や胡椒などと合わせて、オリジナルの香辛料として使うことができます。料理に独特の香りと風味を加えます。
煮出した後の皮も、乾燥させて③や④に使用すれば、余すことなく使用でき、皮に含まれている栄養価を全て摂取することができます。
何より、廃棄が出ないのでSDGsな取り組みになりますね。
いかがでしたでしょうか。
何気なく捨てていた黒にんにくの皮も、実は栄養がたっぷり含まれていて、料理やお茶などに使用でき、そうすれば余すことなく黒にんにくを取り入れることができる、ということがお判りいただけたかと思います。
ぜひせっかく購入なさった黒にんにくですから、余すことなく、普段の生活に取り入れて、健康な毎日をお過ごしください。